平素より皆さまには広島県老人福祉施設連盟の活動につきまして、ご理解、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
このたび、会長に就任させていただきました中川勝喜と申します。
皆さんもご存知のことですが、日本全体の現状は『少子・高齢社会』です。
その中で私たちの提供する高齢者介護・支援サービスへの課題は提供する人材、サービス内容など多くあります。そこにコロナウィルスの感染拡大によって今まで当たり前であった日常生活の内容が激変してしまいました。この状況はすぐには前の状況には戻らないでしょう(Withコロナ)
広島県老人福祉施設連盟の会員は広島県内の市町(広島市は除く)にある社会福祉法人が経営している施設・事業所です。
会員には多職種にわたり専門性があり、これまでの経験があります。
会員はそれらを活かしてご利用者が住み慣れた地域で生活ができるように取り組んでいます。
本連盟は各会員が持つスキルを向上できるように手助けすることが大切だと思います。また各会員がスキルアップすることが県内の各地域で暮らしている皆さんにもお役に立てることと思います。
地域で安心してサービスをご利用いただくために会員一同頑張って参りますので、引き続き皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。
本連盟の会員は、広島県内(広島市内を除く)に所在する老人福祉法に定める事業を行う社会福祉法人が経営する施設またはそれに準ずる事業所をもって構成し、入会には理事会の承認が必要です。
本会は会員相互の連絡調整を図り、老人福祉の健全な発展に寄与することを目的として、以下の活動を行っています。
介護・福祉に関する諸課題について、行政や各種団体と連携して活動するとともに、県社会福祉審議会等の社会福祉関連の主要会議に委員として参画し、積極的に提言活動を行っています。
また、制度・施策等について国や県等に対して現場の実態を訴え、より良い介護現場の実現のための要望活動を行っています。
県民の皆さんに高齢者施設の様子や介護の仕事を知っていただくために、日々の生活の中に広がる利用者さんの笑顔や職員とのふれあいの様子等を、メッセージを添えてホームページに掲載しています。
研修委員会や部会を中心に、介護現場のレベルアップを図るため、階層別、職種別、テーマ別に各種研修会を多数開催しています。また、各施設における取り組みを発表する場として、各ブロック単位で実践発表を行い、さらに、全体での研究発表大会を通じて優れた取り組みの普及に繋げています。
「悟楽」と「老福の歩み」の2種類の紙誌を発行するとともに、ホームページを開設して、一般の方への情報提供、会員相互の情報共有を行っています。また、ホームページに投稿された写真による「ホームページ写真コラムコンクール」を開催し、介護現場の魅力を広く知っていただけるよう広報に努めています。